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2007年05月12日 [21:12] コミック感想 

かみちゅ!(2)/ベサメムーチョ(原作) 鳴子ハナハル(漫画)



2005年にTVアニメとして放映され、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞したノスタルジック・ファンタジーのコミカライズ版第2巻。完結です。

原作を手がけたのは「R.O.D」などで評価の高いベサメムーチョ、作画担当は、いま最も単行本化が待たれている成年漫画家(当社調べ)、鳴子ハナハルという何とも贅沢な組み合わせ。
アニメ版にも言えますが、直截的な媚びた描写を伏せる代わりに、細部に敏感なオタクが反応を示すような細工を施して「内向きのエロティシズム」を匂わせているように思えますw チラリズムとかそんな感じ。

なので、萌え産業のあざとさが鼻につく人も安心して読めますし、そのテの期待を寄せている御仁も十分に満足いう作りになっています。巧いですよ。
9話と10話はゆりえが一日市長となって町興しのマスコットを務めることになるが、つい頑張りすぎてしまい町をカオスな雰囲気に作り変えてしまい……といった内容。

「町を良くする」の先に「二宮君の願いを叶える」という私情が入ってしまったがゆえの珍事に(;^^
しかしこの町、中学生神様の多少軽率な行動に目くじら一つ立てない、充分良い町じゃあないですか。
あと、ゆりえのママさんの天然っぷりがかなりツボですなw


12、13話はゆりえが1ヶ月の間転校し、帰りを待つ祀と光恵の関係にも暗雲が……。
何故脈絡も無く転校、と一瞬思いましたが10月(神無月)だからですかw

島根の学校では人見知りしてしまい、クラスメートからも何となく一線を引かれて一向に馴染めないゆりえ。
一方、神社のことばかり考えていてゆりえを道具扱いしていると祀をなじる光恵。
こうして3人の心は離れ離れに……って、中学生日記のノリですね(;^^ でもこういうのもアリだと思いますよ。
光恵に三つ子の弟がいたり、祀の入浴シーンで"ハナハルの本気"を垣間見たり(ぉ


14話での髪の長い「神様」としての二宮との対話、15話の書初めレッスン、16、17話の恋のライバル出現を経て、完結話の18話まで怒涛のゆりえ×二宮展開。徐々に二人の関係にクライマックスへの布石を打っているのがわかりますね。

特に、地味に次の回に繋がる伏線を張っているのが見事。

14話:恋愛感情に乏しかった二宮にゆりえへの異性観を発露させる
15話:書初めレッスンでゆりえと手の接触、異変に気付く二宮
「書道に興味があったら部室においでよ」→16話の入部に繋がる

などなど。
しかし、予想通りとはいえ「およげ!たいやきくん」には笑ったなぁ……w


これにて鳴子ハナハル版「かみちゅ!」は完結。2巻という短さは潔くていいと思います。
正直、鳴子センセイには早く本業に戻ってもらいたかったのが本音なのですが(;^^ (ぉぃ

最終ページの見開きは何だか感慨深かったです。3人が手に持っているのは「ソーダ味のアイスキャンディー」なのかな。
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