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2007年07月05日 [14:55] コミック感想 

男爵校長(2)/OYSTER

男爵校長(2)

第1巻発売から1年半、待望の……待望の第2巻が発売しました、今は亡き4コマ誌「もえよん」の看板作品、「男爵校長」のコミックス第2巻!

「もえよん」休刊により掲載誌を「まんがタウンオリジナル」に移すも、またも休刊の憂き目に遭い、図らずも「掲載誌クラッシャー」のごとき存在に……そして現在の拠点となるのが、復刊後順調な滑り出し?を見せたコミック・ハイ。

このまま安定期を迎えるのかと思いきや、2巻オビにあるように「男爵校長」は幕を閉じ……2巻オビ裏にあるように「男爵校長DS」と改題して何事も無かったように連載は継続しています(;^^

しかしDSって……ニンテンドーでないことは確かでしょうが……意味不明なタイトルにさらに不可思議なアルファベット2文字を加えて、胡散臭さに磨きがかかってきましたねw


この作品を私が大プッシュする理由は一言二言で語り尽くせませんが、あえて集約するなら「異常なまでに明確化されたオチ」にあると思います。
4コマ漫画なんだから当然だろう、と言われそうですが「オチ至上主義」というか「オチに特化」したというか、上手く表現できませんが、キッチリ4つのコマごとに区切りが付けられている作品だと思います。
もちろん、回ごとに何らかのテーマは存在しますし、数ページに亘って会話の流れが引き継がれるケースもあるのですが。

また特筆すべきは「集中線の多用」。校長の早変わりシーンにはほぼ100%使用されており、オチに使用される場合はキャラクターの表情や仕草、台詞回しの妙などを一層際立たせています。これがまたクセになるんですよ。
さて、2巻の本編感想ですが、普段通りの私のスタイルで一々言及していくとやたらと膨大になってしまいそうなので、数話のみ挙げさせていただきます。


【幟も乙女も荒らす風】【はためくしるしは、序の口の青春】
三界高校に大関・乙荒州(おとこうしゅう)がやって来る話。もちろんモデルは琴欧州でしょうね。

5人娘のうち今回のメインは弦音さん。
いつもは質実剛健でストイックな彼女、実は結構惚れっぽくて少女的一面も持っていることが判明した回でした(;^^

服装を気にし制服に着替えたり、口調が素(?)に戻ったり(普段の口調は作ってる?)、乙荒州を前にしてテンパッたりと、「菜ヶ原弦音」というキャラとのギャップをこれでもかと前面に打ち出してきます。

こういう「ギャップ」は現代風に論じると"フェティシズム"や"萌え"といった括りで見られるんでしょうが、これって"笑い"にも直結してね?というニュアンスが感じられますね。


【誇り掲げる旗ではないが】
料理が出来ない小夜子さんが意識改革をしようと奮闘する話。1巻であった「小夜子さんは意外に料理下手、逆にアリカは家事スキル高し」ネタを掘り下げた形になります。

小夜子さんの家は蕎麦屋で、料理のプロに囲まれて育ってきたせいで気後れしてしまったそうで。
4コマとはいえ、こういった登場人物の言動に関する動機などの裏設定は丁寧で好感が持てます。

スーパーでの買い物のシーンで、ダシ用の昆布を買うアリカを見て自分も、とダダをこねる小夜子さんの
やだーッ私もダシーッ!! ダシとりたいーッ」
は名文句ですな。こんなダダっ子確かにいないw


【キスとチョップの雨の中】
迷作、というか問題作?w
いや、欧米的な「挨拶代わりのキス」をテーマとしたものでそこに他意は無いのでしょうが、日本人男子にとってはなかなか刺激が強い(;^^

というか、アリカの純真無垢なシモ発言が何か引きずってしまってるのかもw
ドナさんとゾンビ☆マンの「ただ今番組中 大変よみがえる表現がありました事を深くお詫びいたします!!」も地味に名言だと思いますがw


【さあ、行くんだ その顔を上げて】
無印版「男爵校長」事実上の最終回、「DS」への転換を機とする月の面を被った「月彦」との出会いを描いています。

どうもこの月彦の存在は微妙に作風にそぐわない気がしてなりません……。実際、DSを冠してからの連載は、スタンダードな日常の裏に月彦やら「DS部」という取って付けたような大掛かりっぽい伏線がちらついて、正直邪魔。
最終回にしてアリカの漢字表記「明璃花」が読者に示されたところで、何か思わせぶりだなぁ、止まりですし……。

なので、このままのスタンスで続いてくれるのならタイトルが変わろうが問題無かったのですが、「DS」以降についてはあまり期待感は持てないのが私としての今の気持ちです。
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