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2007年10月15日 [22:37] コミック感想 

迷宮街輪舞曲(2)(3)/林亮介(原作) 結城さくや(漫画)



2巻・3巻同時発売、にして完結……という"推して知るべし"な末路を辿った「迷宮街輪舞曲(ロンド)」。
う~ん、惜しいなぁ。こういった作品は長期連載してこそ正当な評価が得られるものだと考えていたのですが。まぁ単行本でまとめ読みしても所々躓いてしまう点があったので、本誌での読みにくさはそれに輪をかけていた、という本音はありますが。

それにしても、ラストの落とし方には度肝を抜かれましたね。何より原作ファンが腰を抜かしたんじゃないかと(;^^
迷宮街らしいと言えばらしいのかな。もしくは、結末の大幅な前倒しと考えるべきか。
真壁の部隊の初陣と、別部隊の友人・小寺の死。
頭の整理がつかず、混乱する真壁の構図が容易に想像できますね。と同時に彼なりの覚悟が試される時期でもあったのかと。

そんな真壁の背中を押すきっかけになったのが、仲間の存在であったり、迷宮街に身を投じることを憂え悲しむ地元の人間に対する何苦楚魂だあったりするのでしょうか。二度目の探索では翠と軽口を叩き合える余裕はできたようで。

九話では第一期探索者達が第四層の化物と対峙し、大苦戦するエピソードが描かれましたが、これも残念ながら後に繋がることはありませんでしたね……。


第二層でも犠牲者を出さず無事に帰還することができた真壁の部隊。第一層と比べていきなり給料が跳ね上がるというところに切実さが込み上げますねw


葵との訓練でマグレ?ながらも竹刀を当て、宮殿にて真城の助言を心に刻んだ真壁でしたが、直後の探索で……しかも第一層で……。

主人公、これまでの成長のプロセスも伏線っぽいものも大切な彼女もみんな置いて旅立ってしまいました……。


最終話は笠置町姉妹のその後にスポットを当て、仲間たちの歩みを描いていく形になりましたが、真壁の死という現実に思いもよらず絡め取られてしまった葵と、"受け入れる"ことで自信を持って幸せを勝ち取った児島、そして一人でも多く生きて帰れるように、1%でも少なく被害を抑えられるように、幸福な人生を目指し頑張る者達を応援するしかないと悟り笑顔で「迷宮街へようこそ」と歓迎する葵の対比的な描写が色々と考えさせられました。現状で出来得る最良の締め方だったのではないかと。

……いや、でもやっぱりここで終わるのは納得行きませんけどねw


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迷宮街輪舞曲(1)
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