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2007年12月18日 [23:15] コミック感想 

スコアブック/小箱とたん



「スケッチブック」の作者、小箱とたんの初期の作品を集めた貴重な短編集……ではなく、「コミックブレイドMASAMUNE」で連載されていた「私は野球部マネージャー」全8話と、スケッチブックのショートコミックを合わせて収録した単行本です。

タイトルを「スコアブック」に改題するのはよしとしても、「作品集」と銘打つのはどうなんでしょう。装丁を統一させた「スケッチブック」とは別の作品ですよ、と強調して差別化を図る意味合いなのか……。
部員がたった二人しかいない、廃部寸前の野球部。嘆く遊佐と西川の前に突如現れたのは自称「日本一のマネージャー」本間九州子。
「5人の新入部員を集めてきてやる」と言い放ち彼女が連れてきたのは、ウシ、ネコ、ウサギ、ニワトリ、カメの「3匹と2羽」だった……という導入。

動物の描写の脱力具合などは「スケッチブック」に通じるものがありますが、基本的に本間さんのボケも遊佐たちのツッコミもテンションは高めで、漫才のような掛け合いにとても新鮮味があります。


途中まではまったく野球をしない(できない)展開でしたが、何と作者が野球のルールを知らないと作中で激白(笑)
何でこの設定で連載しようとしたんでしょうw

那須香と本間さんのライバル対決(牛レース)はボケ対ボケの合戦でひどい展開にw 遊佐たちとは別の所で話を進めるのは危険だったのでは(;^^


更には無礼人というもはや勢いでしかないアニメ店長風キャラも登場し、収拾の付かない暴走展開に……あ、でも一応野球は始めたので一安心。

カメがバッターボックスに立ち(?)、傍らにバットが転がっている画はもうシュールとしか形容できませんw
しかし一番面白かったのはモモンガのモモピーがホームラン級の打球を捕ろうとして殉死するシーンですがw


何というか、伏線も起承転結もあったもんじゃない、まさにノリと勢いだけのギャグ漫画ではありましたが、作者がどういうものをやりたいかのは何となく理解できました。
「スケッチブック」は脱力と薀蓄で構成される作品ですが、勢いと不条理の漫画も描けるんだな、と再確認できますね。


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