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2006年10月08日 [00:49] コミックレビュー 

ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編/竜騎士07(原作) 鬼頭えん(漫画)



大ヒット同人ゲーム「ひぐらしのく頃に」の外伝的作品であるこの「鬼曝し編」は、ゲーム本編とは毛色の異なる作風を提示しつつも、その世界観はきっちりと「ひぐらし」を踏襲したものになっています。

「ひぐらし」オフィシャルコミックスの発売ラッシュとほぼ同時期に1巻が刊行されましたが、他作品(すべてスクエア・エニックス発行)とは別の出版社(角川書店)であったのに加え、当然装丁も異なっていたことから、外伝というよりは異質な作品だな、というのが初めの印象でした。

【以下、物語の核心に触れる重要なネタバレは極力避けた形でレビューを書きますが、内容に関する記述をしているため、間接的にネタバレへと繋がってしまう可能性があります。既読の方、または以上の注意喚起についてご了承いただける方のみ続きをご覧ください。】
1巻冒頭では主人公・公由夏美の平和なスクールライフが描かれており、穏やかな気持ちで見ていられるのですが、わずか25ページで一転。公由家に狂気と戦慄が降りかかります……。

「ひぐらし」作品の因果的な要素といえる「雛見沢村」における「オヤシロ様の祟り」がここでも登場しますが、「鬼曝し編」の舞台はあくまで別の街であるため、集落全体が狂気に満ち溢れているわけではない、という観点が新鮮です。

対して、公由家の崩壊ぶりは常軌を逸するどころではなく……。徐々に、でありながら一方で急激に狂っていく展開は、読者の恐怖を加速させます。

1巻では動物虐待や人体の解体など、グロテスクな描写ばかりに目が行ってしまいますが、2巻ラストのどんでん返しには正直「してやられた!」と思いました(笑)。
そんな心の準備なんか出来てませんでしたから!

外伝は外伝として解決し、この先語られることのない「日常」が再開することになるのですが……夏美が恋する藤堂暁の存在が、唯一の希望の光なんでしょうね。
――とまで書いたところで、日常なんて戻ってこないんじゃないかと一人ツッコミ……。後味が良いようで実はあまり良くない終わり方でした。
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Re Comments.

『』 
ゲーム知んないけど、何気にどの編も全部読破している私。

これこそ「なんとか様の祟り」です。
2006/10/08(Sun) 01:23:32 | URL | いちごぅさん #-[ Edit.]
「原作をやれ」と色んな人に言われます。
というわけで、年末に出るPS2版を心待ちにしています。
2006/10/08(Sun) 16:13:45 | URL | AKHUAさん #-[ Edit.]
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    買った漫画を片っ端からレビューしていきます。
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    ジャンルはギャグ、ラブコメ中心。
    雑誌単位ではCOMIC REX、週間少年マガジン、少年エース系が多し。

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