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2006年11月25日 [15:41] コミック感想 

鋼の錬金術師(15)/荒川弘



もはや説明不要の大人気ファンタジー、15巻のお目見えです。
今巻は珍しく初回限定版もなく、コメディ要素も少ない「イシュヴァール殲滅戦」編の全容が描かれており、読者にもそれなりの覚悟が必要です。

「人は何故戦争を繰り返し、人を殺し続けるのか」

というテーマを一般論や客観論で片付けることなく、各キャラクターの信念、哲学が交錯する形で表現されているため、深く考えさせられます。
そういう意味では非常に重要な巻である、と。
リザ・ホークアイの背中に刻まれていたのは、リザの父でありロイの師匠である男による秘伝だったようです。てっきりブラッドレイに何かされて洗脳でも受けたのかと……杞憂に終わって良かったですが。

エドの出番も早々に終了し、イシュヴァール殲滅戦の回想へ。
やはり大きな収穫だったのは、傷の男・スカーが復讐のみにその命を賭すまでになった経緯や内情が詳しく描写されたのと、ロイやヒューズ、アームストロングといった軍人、国家錬金術師たちがこの殲滅戦に対し、どのような姿勢で、どのような持論を引っ提げて行動したのか、ということですね。

とにかく殺生を拒み立ち尽くす優しすぎるアームストロング、死にたくないから戦うと割り切るヒューズ、そして終始この戦争に疑問を抱きつつも、親しき者、部下たちを護るために戦うと決したロイ。

それぞれ考え方は多種多様ですが、戦い、イシュヴァール人を滅ぼさねばならないという使命は変わらない。その辺りの葛藤がひしひしと伝わってくるようでした。


おまけは相変わらずの荒川弘節炸裂、といった感じで。自分のキャラをデフォルメしてイジることに関しては天才的だなぁ。二次創作屋さんの立場がないですよ(;^^
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