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2006年12月24日 [21:15] コミック感想 

げんしけん特装版(9)/木尾士目



また一つ、時代を象った青春群像劇が完結しました。

青春と言っても、それは「オタク」の青春。
しかも薄っぺらな表現でなく、とことん赤裸々に、はたまた抉り取るかのように心理描写の徹底を実現することで、「オタク」のケがある人であれば一度は必ず顔を覆いたくなるシーンをまざまざと見せ付けられつつ、それでいてどこか爽やかな作風に羨望と憧憬が入り乱れる、そんな作品でした。

特装版購入のため、同人誌とドラマCDが付属(記事内で言及はしていません)。
スージーはつかみどころの無いキャラだなぁと思っていましたが、描き下ろしの50話で見事に補完されました。飄々としているようで、意外としっかり物事を把握していますね。日本語を理解できるのは何となく予想できましたが……(;^^


成田山の話は自分も一緒に参加しているかのような錯覚を覚えるほどのリアリティ。結局、微妙な位置で初日の出を拝むことになるというグダグダさ加減も「げんしけん」らしいな、と思いました。


52話も描き下ろし。荻上はそんな才能あったのか……。荻上の逆ギレ具合と藪崎の荻上に対する評価もまた現実感溢れますね。


最終話のカラーページの全員集合イラスト、中央のクッチーが完全に見切れて存在の確認すら危うい事態になってます(;^^ おいしすぎるw

卒業式の日にげんしけん恒例の盗み見が拝めるとは……感慨深いですね。


そして巻末の描き下ろしはものすごいことに……。
女性陣のキャラ設定についてげんしけんメンバー自身が語らうというとんでもないショートエピソードです。

「お色気キャラなら大野さん、ツンデレなら荻上さん」
「咲ちゃんに萌えは……無いなあ~~…………」
「彼氏いる時点でダメなんだよ何やっても」

これ、思いっきり読者側の視点そのまんまじゃないですか。
どこまで読者の内情を暴いてくれるんですか木尾先生は……(;´Д`)

そしてシメは斑目が春日部さんの事を好きだということを本人は知っているのか……というところで春日部さんの意味深な笑顔で終了。このスパッと終わらせないところがまたクセになりそうです。というか、常に作者に「一枚上手」感を見せ付けられていた気がしますね~(;^^
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