スポンサー広告 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2007年03月10日 [12:56] コミック感想 

ヤンキー君とメガネちゃん(1)/吉河美希



昨年、週間少年マガジン誌上にて3度の読み切り掲載の後、連載に昇格したギャグ漫画(オフィシャルのキャッチコピーは「タンデム学園コメディ」)の第1巻です。

装丁はやけに毒々しい赤色ベースが目印。

収録作品は、読み切り時の3話+連載第3話の全6話構成。
読み切り3作を通し番号でなく「起立」「礼」「着席」としているのは地味にセンスが良いな、と思いました。

作者にとって初単行本であるという気合いからか、おまけページが多い印象が。マガジンKCにしては珍しくカバー裏にもラフイラストが載っています。
本作で注目すべきは作品の根幹となる設定。

「不良の<ヤンキー君>・品川大地」に対して「学級委員長の<メガネちゃん>・足立花」、この全く正反対の二人が価値観や倫理観のギャップを乗り越え、互いに惹かれ合っていく……といった類の王道パターンの予想がわずか数ページで打ち崩されますw

品川大地は滞りなく典型的な不良少年なのですが、曲者はヒロイン?、足立花。
実は風体からは想像できないほどに極上のおバカ、かつ元ヤンでした、というギミックが施されています。

読み切りに留まっていたならば及第点の「インパクト重視のどんでん返し」で済みますが、これが連載となるとどうなの……?という心配はご無用。
彼女のなににも裏打ちされていなさそうな異常行動、ボケの数々でそれなりに話が転がっていくので問題はありません。むしろ、問題しかありません。

品川のツッコミのバリエーションも、ブチギレから唖然とするものまで、一辺倒でなく表情豊かでグー。特に、花の

・トイレに行くのにメガネを外す
・売品のメガネをわざわざ試着室でかける
・(ラーメンを食べている最中に品川に話しかけられて)「メガネ 湯気でくもっちゃって聞こえませんでした」

といったメガネネタに対するリアクションが大きいような印象を受けます(;^^
私も3つ目のネタとか好きです。


1巻の時点では、ストーリーに大きな影響を与える事件や背景は言及されませんが(流石にまだ尚早か)、今後は花の家庭環境についての謎がチラついてくると思われます。

ただ作品を長続きさせるためにはテコ入れ要素としての大きな伏線がもう少し必要だ、とか
ドタバタを前提としているなら路線変更は不要、とか
議論のネタは案外多そうですが、それもまだ現状では判断する時期じゃなさそうですね。

個人的には、当て推量で「俺のこと好きなんじゃね?」と疑いつつ逆にちょっと気になってしまっている品川と、「しらばっくれ」を軽く通り越して、完全無視・「話しかけないで下さい」と冷淡な態度で切り返す花のいびつな関係が今後どうなるのか楽しみです(;^^
スポンサーサイト

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 

    買った漫画を片っ端からレビューしていきます。
    「↓Open. 」以降の文章は基本的にネタバレ配慮無しなのでご注意下さい。

    ジャンルはギャグ、ラブコメ中心。
    雑誌単位ではCOMIC REX、週間少年マガジン、少年エース系が多し。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。