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2007年03月26日 [11:42] コミック感想 

ヴィンランド・サガ(4)/幸村誠



5ヶ月ぶりの新刊。
物語は静かに、しかしながら着実に進行しているので、本筋が解らなくなったりはもうしないかな?(;^^

どの勢力がどういった意図で動きどこと敵対しているか、といった内部事情は読み取る必要がありそうですが。
森に火を放ち、混乱したトルケル側の隙間を縫ってクヌート王子を救出する作戦に出たアシェラッド傭兵団。トルフィンは便利な捨て駒というよりただ使いっ走りにされている気がしますが、「決闘の権利」を得るためには致し方がないと割り切っている風でもありますね。

難なくクヌート王子の下に辿り着いた矢先、トルケルと対面して不快の表情を見せるトルフィンですが、トルケルがトールズのことを「世界で唯一人のオレより強い男」と称したのには面食らったご様子。
とりあえず二人の決着はまだ先みたいです。


救出したクヌート王子の素顔は…………えええええ、♀!?
ではなく、会話から察するに「長髪で女性の様な顔立ちの男子」ということらしいです。
ここまでの女顔だと、実は性別偽ってました、でも別に驚きは少ないですけどね……。


以降、ゲインズバラへの道程は基本的にアシェラッド傭兵団の視点で話が進みますが、アシェラッドはモノローグ(心情の表現)がなく会話における発言以上の情報が得られないので、言動の意図するところがなかなか視えませんね。古くからの付き合いであるビョルンですら「不思議なヤツだ」と漏らしていますし。

そういった意味では、この4巻で最も重要なシーンはアッサーとの対話におけるアシェラッドのカミングアウトでしょうか。
ウェールズとデーンの混血でアルトリウス(アーサー王)の子孫、そして腹の底ではデーン人を嫌っているというアシェラッド。

これが真実であるとすると、野望達成のためなら自らの傭兵団を壮大に裏切る行為も辞さないのかもしれません。


巻末の第28話はアシェラッド傭兵団に村を略奪され、指輪を盗むという罪を犯したにもかかわらず独り生き延びてしまった村の少女を視点としたエピソード。
ここに来てこの話が描かれたということは、デーン人の悪習を前面に出すことにより改めて「こんなに悪い奴らなんだよ」と再確認させるのを目的としているのでしょうかw

アシェラッドについてはあくまで飄々と冷血漢でいて揺るぎませんが、一切登場しなかったトルフィンはこの時どのような振る舞いをしていたのか、気になります。


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